全体の流れ

オンライン申請は、以下の手順で行います。
普段からパソコンに慣れていない人は、パソコンの準備や設定から入るので大変かもしれませんが、それほど難しいことはないので、一つずつやっていきましょう。

  1. 申請に関わる書類の準備
  2. 許可申請が必要かを確認
  3. パソコンの準備
  4. パソコンの設定
  5. 申請書の作成
  6. 申請書の提出

当然ですが、やっぱり一番大変なのは何と言っても申請書の作成です。
が、下準備を侮ると、後で思わぬ手間が発生するので、注意しましょう。
今回は、海上コンテナ用セミトレーラー(20ft)の新規・普通申請を例に、説明していこうと思います。

下準備

申請に関わる書類の準備

許可を取得したい車両の車検証、諸元表、取りたい経路がわかるもの、積載物の寸法などを準備しましょう。
車両によっては、軌跡図なんかが必要な時があります。
今回は、海上コンテナ用セミトレーラー(20ft)の新規・普通申請ということで、トラクターの車検証、三面図、諸元表とトレーラーをの車検証、三面図を準備しました。
実際の書類なので、不要な部分は白塗りにしています。

トラクタの車検証
トラクタの車検証

 

トラクターの三面図
トラクターの三面図

 

トラクターの諸元表
トラクターの諸元表

 

トレーラーの車検証
トレーラーの車検証

 

トレーラーの三面図
トレーラーの三面図

許可申請が必要かを確認

では、まずはそもそもこれは通告許可の必要な特殊車両なのかを調べる必要があります。
というわけで、以下は一般制限値を一部抜き出したものなので、簡単に確認してみましょう。

高さ 3.8m (*2)
2.5m
総重量 20t  (*1)
長さ 12m

*1:高速自動車国道、重さ指定道路の場合、車両の長さ及び軸距に応じて20~25t
*2:高さ指定道路にあっては4.1m

これを一つでも超えてる数値があれば、許可が必要なので、申請をしなければなりません。
ここでは、一番わかりやすい「総重量」を見てみましょう。

トラクタ車検証の総重量
トラクタ車検証の総重量

 

トレーラー車検証の総重量
トレーラー車検証の総重量

トラクタ本体の重量は7.20t
トレーラー本体の重量は3.33t
これに、二人ぶんの乗員の重量0.11tを合わせると、10.64tになります。
トレーラーの最大積載量は20.32t
最大積載量よりもかなり少なめに15tの荷物を運んだとしても、25tを超えて、あっさり一般制限値は超えてしまいます。
というわけで、この車両を使って運搬を行う場合は、特殊車両の通行許可が必要であると判断できます。

ちなみに、今回はセミトレーラーなので、「長さ」は連結した時点での長さで考える必要があり、簡単に判別しづらいですが、総重量が一般制限値の範囲内だったとすれば、これもチェックする必要があります。
また、「高さ」も、コンテナの高さも考慮しなければいけませんので、そこも含めて見てください。
他にも軸重や輪荷重、最小回転半径なんかもあるので、総重量が一般制限値の範囲内であったとしても、全ての値をしっかりとチェックしましょう。

どれか一つでも一般制限値を超えていれば、晴れて(?)特車申請の必要があると思われますので、次のステップに進みます。

パソコンの準備

インターネットがつながっているパソコンが必要です。
パソコンは、デスクトップでもノートでもなんでも構いませんが、Windowsのパソコンにしましょう。
推奨環境を見たところ、2006年以降に製品として発売されたパソコンであれば、たいていのものは使えると思います。

OSはWindows Vista以降であれば正常に動作するようです。
推奨PCは、Windows7やWindows8、Windows8.1ですが、私はWindows10で特に不都合はなく作成しました。

ブラウザはMicrosoft Internet Explorer 9以降を使いましょう。
Google choromeでも十分使えましたが、どうせなら推奨されているものでやったほうがいいですね。
なぜなら、ブラウザによってプログラムの動作や画面の見え方が変わる可能性があります。
推奨されていないブラウザを使用したため、万が一、エラーチェックのプログラムがうまく動かず、提出した書類が差し戻されるなんてことも、絶対にないとは言い切れません。(そんなことは、ほぼほぼ無いとは思いますが・・・)
私としては、普段使い慣れているGoogle choromeを使いたいところですが、こればかりはやむを得ません。
ちなみに、EdgeはInternet Explorerと同じMicrosoftが作ったブラウザですが、大きく内容が変わっているので、できる限りInternet Explorerを使ってください。

また、スキャナーがあれば、車検証の写しなどをシステムに送ることができるので、できればスキャナーがある方が望ましいです。
もし無い場合も、郵送で対応してくれるのですが、どうせなら全てオンラインで行いたいところですよね。

自己署名証明書の取得

今から使おうとしているパソコンで、今まで一度も特車のオンライン申請をしたことがないのであれば、自己署名証明書を取得する必要があります。
私は取得せずに使用したことがないので、取得せずに使用するとどうなるのかを窓口に問い合わせたところ、「取得せずにシステムを利用すると、毎回画面が変わるごとにポップアップが出て、面倒臭いです。」とのこと。
「それくらいなら許容範囲」と考える方もいるかもしれませんが、窓口の方はシステムの担当者とは限りません。
全て把握している方が話しているとも限らないので、念のためしっかりと証明書の取得はしておきましょう。

まず、特殊車両通行許可システムのホームページを開きます。
右側のメニューにある「各種ダウンロード」をクリックすると、画面が変わります。

特殊車両通行許可システムのホームページ




画面が変わったら、少し下にスクロールして、「自己署名証明書」をクリックします。
特殊車両許可システムの自己署名証明書近辺




すると、画面の下の部分に小さな窓が出てきます。
出てきたら、「保存」の横にある下向きの三角形をクリックします。

画面の下のダウンロード窓




ここで、「名前をつけて保存」を選んでください。
普通に「保存」を選んでしまうと、どこに保存されたかわからなくなります。
画面の下のダウンロード窓操作




「名前をつけて保存」をクリックしたら、どこか自分のわかりやすいところに保存しましょう。
例では、①でデスクトップを選んで②で保存しています。
名前をつけて保存




「名前をつけて保存」の窓が閉じたら、下の窓も閉じましょう。
これで、自己署名証明書のダウンロードは終了です。
保存後のダウンロード窓




次に、ダウンロードした自己署名証明書のインストールをします。
自分が自己署名証明書を保存した場所を確認しましょう。
例では、デスクトップに保存してあります。
デスクトップ上の「APCAroot.cer」という名前のアイコンをダブルクリックすると、インストールが始まります。
自己署名証明書のあるデスクトップ




セキュリティの警告が出ると思いますので、気にせず開きましょう。
よくわからないことがたくさん書いてありますが、「証明書のインストール」を選びましょう。
自己署名証明書画面




ここでは、保存場所を「現在のユーザー」か「ローカルコンピュータ」で選択できます。
とりあえず、「現在のユーザー」で結構ですので、選択して、「次へ」をクリックしましょう。
証明書のインポートウィザード




ここでは「証明書をすべてのストアに配置する」を選択して、まずは「参照」をクリックしてください。
証明書のインポートウィザード2




すると、下の画面が出ます。

「証明書ストアを選択」という窓で、まず「中間証明機関」を選択し、「OK」をクリックした後、「次へ」をクリックしましょう。

証明書のインポートウィザード3




この画面が出たら、完了ボタンを押せば、
証明書のインポートウィザード4




インポート完了です。
これができれば、ようやく実際の申請作業に入ることができます。
インポート完了

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「自社で申請するために、教えに来て欲しい。」
「特車ゴールドの話が聞きたい。」
電話やメールでのご相談は無料なので、お気軽にご相談ください。
できるだけ低いコストで許可を取得できるように考え、アドバイスをさせていただきます。

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